セックスボランティア
□【問A】
1□戦後作られた優生保護法では障害を持つ女性の避妊手術、子宮摘出などをいかなる理由があろうともしてはならないと規定した。ただし、障害の発生が医学的に立証される場合に限り、遺伝性の障害者同士の結婚届けを拒否できるとした。
2□戦後作られた優生保護法では障害を持つ女性の避妊手術、子宮摘出などを本人と保護者の同意なくできないと規定した。障害者の人格を理想化(過大評価)し過ぎたため、保護者の意見が軽視されたことを反省すべきだと識者は報告会などで主張している。
3□戦後作られた優生保護法では障害を持つ女性の避妊手術、子宮摘出などを本人の同意なく強制的にできた。障害者を幼児視(過小評価)し、性の暴走や生活力の欠如など偏った固定観念を前提にし過ぎたことも反省すべきだと識者は報告会などで主張している。
4□戦前の障害者抑圧を是正するために戦後作られた優生保護法は障害を持つ女性の自立を支援するため、本人の同意がなければ保護者といえども生殖機能を奪うような措置を加えたり委託したりしてはならないと規定し、初めて障害者の性を法的に保護した。
5□戦前の障害者抑圧を是正するために戦後作られた優生保護法は男女にかかわらず等しく性の自立を支援するため、医療制度に一定の性的介助を特例項目として認めた画期的法律であり、1996年に改正された母体保護法では障害者の体外受精も認めた。
6□戦後作られた優生保護法は、遺伝的問題が発生することが明白な場合に限定して障害者の性的機能を制限することができるとしたので、先天性の知的障害者のみに施行された。成熟した肉体に知的能力が伴わないと考えられたことも一因である。
7□戦後作られた優生保護法では施設内の狭い交際などの理由で障害者同士の結婚が不自然に増加するのを抑制し、障害者と健常者の結婚を促進するため、税の障害者控除や公的障害補助金を認め、この制度を「援助交際」と規定したが今この言葉は別の意味で使われている。
8□戦後作られた優生保護法は、遺伝的問題が発生することが明白な場合に限定して障害者の性的機能を制限することができるとしたので、先天性の精神障害者のみに施行された。成熟した肉体に精神機能が伴わないと考えられたことも一因である。
9□戦後作られた優生保護法は、障害者の厳しい現実にかんがみ、健常者が事故などで障害を負った場合でも、本人や家族(保護者)の同意なしに法定医が母体保護の目的で強制的に障害を負った妊産婦に対し人工中絶を行えることを認めた。
10□戦後作られた優生保護法は、遺伝的問題が発生することが明白な場合に限定して障害者の性的機能を制限することができるとしたので、先天性の重度身体障害者のみに施行された。当事者の性的欲求を抑制し、子孫へ重度障害が遺伝することを防止すべきだと考えられたのである。
□【問B】
1□竹田氏は重度障害を持つ高齢者で、プラトニックラブの対象だった女性のためには命をかけられなかったが、ソープ嬢とセックスするときなら生命維持用の酸素ボンベをはずせる。オランダでセックスボランティアや売春婦を利用している2人の中年男性も快楽のためならエイズ感染も恐れないという。
2□重度障害を持ち風俗サービスを利用する高齢者の竹田氏も、オランダでセックスボランティアや売春婦を利用する2人の中年男性も取材に訪れた筆者に対し、昔の恋人や妻を今でも熱愛していると公言する。竹田氏は恋人と死別し、オランダの男性2人は妻から離婚を言い渡されていた。
3□70歳の竹田氏も50歳代のオランダの男性2人も、自分自身は若くなく、障害もあるが、昔の恋人や別れた妻と仮に結婚できたとしても、今のセックスボランティアの女性との交際は続けたいという。
4□竹田氏は重度障害を持つ高齢者で、セックスをせずに死別した恋人の女性より、常連として歓待してくれるソープ嬢の方が好きだ。オランダでSARという有料セックスボランティアを利用している2人の中年男性も離婚した元の妻やボランティアよりプロの売春婦のほうが好きだ。
5□70歳の竹田氏も50歳代のオランダの男性2人も、自分自身は若くなく、障害もあるが、セックスの対象となる女性は若くて自分の好みがよいといい、中高年の好みでないセックスボランティアの女性を拒否し続けている。
6□竹田氏は重度障害を持つ高齢者で、風俗店の有料サービスを利用しているが、セックスをしたことのない亡き彼女との恋を宝物と思っている。オランダでSARという有料セックスボランティアを利用している2人の中年男性は恋愛結婚歴と離婚歴がある一人暮らしだ。
7□オランダでは一人のセックスボランティアと長期間にわたって障害者が交際することは禁じられており、半年ごとにボランティアを交換するか、複数のボランティアを交代で利用することが法律で定められている。この制度は障害者とボランティアが恋愛関係に陥るのを防ぐために義務付けられた。
8□日本ではセックスボランティアに対する社会的理解が進んでいないため、社会福祉協議会の審査に合格した希望者のみが障害者に対する性的介助ボランティアとしてごく少人数登録と活動をしているが、セックスは禁じられている。女性ボランティアは若者は少なく、子育てを終えた中高年女性が多い。
9□オランダでは十数か所の地方公共団体がセックスボランティアに公的資金援助を行っているが、セックスボランティアを利用する障害者には75%の公費負担と、25%の自己負担を利用料の内訳として義務付けている。一人の障害者年金だと1ヶ月に4回程度の利用料が捻出できるという。
10□日本では看護や医療の関係者による健康保険制度やヘルパーなどによる介護保険制度で性的介助は認められておらず、家政婦がセックス以外の性的介助に限って障害者との業務委託契約に基づきサービスをすることが黙認されている。このこと自体が障害者や職業差別だと社会問題化している。
□【問C】
1□セックスはできてもキスはできなかった女性。セックスはできなくてもキスはしたいという女性。前者は障害者、後者は援助交際。『セックスボランティア』には対照的な女性が登場する。
2□セックスはできてもキスはできなかった女性。セックスはできなくてもキスはしたいという女性。前者は援助交際、後者は障害者。『セックスボランティア』には対照的な女性が登場する。
3□セックスはできてもキスはできなかった女性。セックスはできなくてもキスはしたいという女性。前者は障害者、後者はボランティア。『セックスボランティア』には対照的な女性が登場する。
4□セックスはできてもキスはできなかった女性。セックスはできなくてもキスはしたいという女性。前者はボランティア、後者は障害者。『セックスボランティア』には対照的な女性が登場する。
5□セックスはできてもキスはできなかった女性。セックスはできなくてもキスはしたいという女性。前者は障害のない風俗嬢、後者は障害のある風俗嬢。『セックスボランティア』には対照的な女性が登場する。
6□セックスはできてもキスはできなかった女性。セックスはできなくてもキスはしたいという女性。前者はボランティア、後者は援助交際。『セックスボランティア』には対照的な女性が登場する。
7□セックスはできてもキスはできなかった女性。セックスはできなくてもキスはしたいという女性。前者も後者も障害者。『セックスボランティア』には対照的な女性が登場する。
8□セックスはできてもキスはできなかった女性。セックスはできなくてもキスはしたいという女性。前者も後者もボランティア。『セックスボランティア』には対照的な女性が登場する。
9□セックスはできてもキスはできなかった女性。セックスはできなくてもキスはしたいという女性。前者も後者も援助交際。『セックスボランティア』には対照的な女性が登場する。
10□セックスはできてもキスはできなかった女性。セックスはできなくてもキスはしたいという女性。前者は援助交際、後者はボランティア。『セックスボランティア』には対照的な女性が登場する。
□【問D】
1□8年間、障害者を相手に売春していたオランダの風俗嬢は言う。SARのセックスボランティアは障害者に対してケアしてあげたいという気持ちが強いが、障害者は楽しいセックスがしたいだけで同情は必要ないのだと。母親みたいなボランティアとセックスする気になれない障害者もいるのだと。
2□8年間、障害者を相手に売春していたオランダの風俗嬢は言う。SARのセックスボランティアは障害者男性の初体験相手にはふさわしいが、女性体験を重ねた障害者男性には利用料は高くつくが、プロの売春婦のほうが喜ばれると。
3□8年間、障害者を相手に売春していたオランダの風俗嬢は言う。SARのセックスボランティアは障害者男性が施設で身体を清潔にしてもらっていない場合には、性的介助以外に尿のふき取りなどの非性的介助も行う点が売春婦との違いだと。
4□8年間、障害者を相手に売春していたオランダの風俗嬢は言う。SARのセックスボランティアは障害者男性にボランティアをしてやっているのだから彼らに自分たちを選り好みする権利はないと思っており、障害者といえどもお客には自分たちを選ぶ権利があるという緊張感を持った売春婦とは態度が違うと。
5□8年間、障害者を相手に売春していたオランダの風俗嬢は言う。障害者は売春婦と結婚生活ごっこをしたがるのだと。障害者はセックスボランティアを求めているのではなく、愛する妻や恋人をたとえニセモノでもいいから欲しがっているのだと。
6□8年間、障害者を相手に売春していたオランダの風俗嬢は言う。オランダの男性障害者は肉体レベルの本能解消相手としてはセックスボランティアを利用するが、女優にあこがれるような気持ちで精神的レベルの恋人役としては売春婦を利用するのだと。
7□8年間、障害者を相手に売春していたオランダの風俗嬢は言う。SARのセックスボランティアは障害者に対して母性愛が強く、障害者男性の初体験相手にふさわしいのだと。同じ利用料だと売春婦よりボランティアの方が長時間サービスできるから未経験者に向いているのだと。
8□8年間、障害者を相手に売春していたオランダの風俗嬢は言う。オランダの男性障害者は肉体レベルの本能解消相手としては売春婦を利用するが、女優にあこがれるような気持ちで精神的レベルの恋人役としてはセックスボランティアを利用するのだと。
9□8年間、障害者を相手に売春していたオランダの風俗嬢は言う。障害者は愛や恋というあたたかな人間関係を求めており、セックスボランティアは大きな人類愛で障害者に接するからオランダでは求人や求婚が一般の人に比べはるかに多く飛び込むのだと。この点が職業売春婦との違いだと。
10□8年間、障害者を相手に売春していたオランダの風俗嬢は言う。障害者は愛や恋というあたたかな人間関係を求めており、必ずしもセックスのみを求めているのではないのだと。その証拠にその風俗嬢は障害者とお茶や会話のみのサービスを長期契約で行っているのだと。
□【問E】
1□オランダでは同性愛、安楽死のほか、売春や障害者の性サービス利用補助金制度などが認められている。しかし、障害者のセックスボランティア利用者が急増したため政府は重度障害で自慰動作が不可能な者に限定する法律を定めた。
2□オランダでは同性愛、安楽死のほか、売春や障害者の性サービス利用補助金制度などが認められている。しかし、志高く集まったセックスボランティアたちは高齢化し、自然消滅の危機に瀕しているので、やむを得ず若い売春婦を契約社員として雇用している。
3□オランダでは売春や有料セックスボランティア、障害者の性サービス利用補助金制度などが認められている。恋人が欲しい障害者のため恋人役になって数年がかりで性愛の手ほどきをする代理恋人療法すらあり、筆者の予想以上の利用率の高さだった。
4□オランダでは売春や有料セックスボランティアが認められており、障害者がこうした性サービスを利用する際に、全ての地方自治体から補助金が支給されることをオランダ国民は豊かな福祉社会として誇りに思い、世界各国に同じ制度が導入されるようNGOを通じて働きかけてもいる。
5□オランダでは同性愛、安楽死のほか、売春や障害者の性サービス利用補助金制度などが認められている。しかし、セックスボランティアを利用する障害者は筆者の予想に反し少なかった。
6□オランダやイスラエルではサロゲートパートナー療法と呼ばれるセラピーがあり、障害者を含むセックスの悩みを持つ希望者に、政府が無料で2年以上の長期治療を行っている。肉体的なセックスだけでなく、恋人との人間関係の作り方を手ほどきするのである。
7□オランダではセックスボランティアに従事する女性が多いため、彼女たちが援助交際とふたまたをかけ、専業で高収入を得ることが流行している。障害者の数よりセックスボランティアの数が多いという理由はここにある。
8□オランダではSARなどの有料セックスボランティアを利用する障害者は決して多くない。その理由はスーパーに押し入った強盗を取り押さえた店員が暴力を振るったという理由で逆に逮捕されてしまうほど独特のヒューマニズムを持った国民性から障害者の近隣住民が無料の介助を積極的に行っているからである。
9□オランダでは公認の売春制度とセックスボランティア制度が車の両輪として障害者に手厚く提供されており、毎月13万円程度の障害者手当てをセックスだけに消費しても構わない。別途、基礎年金が生活費をまかなえるだけ支給されるからである。
10□オランダではSARなどの有料セックスボランティアを利用する障害者は決して多くない。その理由は近隣住民間で性交渉をオープンに行えるおおらかな国民性により、障害者であっても障害の有無に関係なく地域住民ネットワーク内で性的欲求が満たされるからである。
□【問F】
1□伊藤信二・由希子夫妻の暮らしぶりからは、障害者同士の結婚の方が、お互いの障害を認め合っているのでうまくゆくのかも知れないと感じさせられる。2人は「高望みしないからだ」と笑顔で筆者に報告している。
2□明るくあっけらかんとした伊緒葵・ゆかり夫妻も、地味で倦怠期に入ったかと思わせる伊藤信二・由希子夫妻も、障害の有無は結婚生活に全く無関係であることを教えてくれているように感じさせられる。
3□伊緒葵・ゆかり夫妻の暮らしぶりからは、障害者男性と健常者女性の結婚は1年もすれば欲求不満が顕在化し、新婚時代にあれほど仲がよかった2人の恋人ごっこが現実的でなかったようだと感じさせられる。
4□結婚後しばらくしてから、筆者が伊藤信二・由希子夫妻を訪問取材したとき、障害者同士の結婚に反対していた彼らの両親の予想に反し、信二さんが、もうこんなにたくさん子供がいるよと赤ちゃんや幼い子供たちを3人もあやしている姿に筆者は案ずるよりも生むがやすしと感じた。
5□伊緒葵・ゆかり夫妻の暮らしぶりからは、愛があれば障害の有無は二次的なものだと感じさせられる。しかし、伊藤信二・由希子夫妻の暮らしぶりからは、そうはいっても障害は普通の愛に加わる一つの問題であることは事実だと感じさせられる。
6□伊緒ゆかりさんは普通の女の子として葵くんに接しているので夫婦生活に不満はない。ところが葵くんは愛するゆかりさんとの夫婦生活だけでは性的欲求不満は解消されないといい、「よ〜く考えよう!結婚はだいじだよ〜!」とアヒルのまねをしながら生命保険会社の替え歌を歌ってくれた。
7□結婚後しばらくしてから、筆者が伊緒葵・ゆかり夫妻を訪問取材したとき、葵くんは子供が欲しくてラブコールを送るのに、ゆかりさんはパソコンの資格取得のための勉強が忙しくて断っていると苦笑いしていた。
8□数年前から障害者の葵くんはホームページでセックスボランティアを募集していた。葵くんは健常者でボランティア経験が全くない普通の女の子ゆかりさんと結婚してからも、彼はセックスボランティア募集のホームページと掲示板を毎日更新し続けている。
9□障害者の葵くんは、セックスの後、むなしくなるのがセックスボランティア、むなしくならないのが恋人と言っていたが、結婚してみると恋人だったゆかりさんとの夫婦生活に新鮮さがなくなり、かえって毎回異なる彼女と交際できるセックスボランティアを利用再開したという。
10□障害者の葵くんが結婚後もセックスボランティアの奉仕精神のほうが、倦怠期に入った妻よりわくわくするといってインターネットでボランティアを募集するのを見て「私だって何人もの彼氏とつきあってたから葵くんも飽きるまでやってみたら」とゆかりさんもあっけらかんとしている。
□【問G】
1□性の介助者と障害者の間で恋愛感情が起きたら困らないか?とう筆者の疑問に対し、オランダのある活動家は、嫌いなタイプのセックスボランティアを拒否する権利が障害者にはあるという答えだった。筆者はボランティア制度では恋愛感情を排除する配慮が必要だと痛感した。
2□性の介助者と障害者の間で恋愛感情が起きたら困らないか?とう筆者の疑問に対し、オランダのある活動家は、愛と性欲は区別されている。恋愛感情はボランティアの範囲外だと答えた。筆者は自分の質問が見当違いだったかも知れないことに気づく。
3□性の介助者と障害者の間で恋愛感情が起きたら困らないか?とう筆者の疑問に対し、オランダのある活動家は、特定のボランティア女性に障害者の興味が集中しないよう複数の女性を交代で派遣すべきだと答えた。筆者は日本のボランティア制度でも恋愛感情を排除する制度が必要だと痛感した。
4□性の介助者と障害者の間で恋愛感情が起きたら困らないか?とう筆者の疑問に対し、オランダのある活動家は、人気のあるセックスボランティアは複数の障害者をかけもつから高収入になり、1対1の恋愛関係は発生しないという答えだった。筆者は日本のボランティア制度でも有料化が必要だと思った。
5□性の介助者と障害者の間で恋愛感情が起きたら困らないか?とう筆者の疑問に対し、オランダのある活動家は、愛と性欲は区別している。性欲は食欲と同様にケアすべきだ。病気や障害で阻害された性欲を解決するのがボランティアの目的だと答えた。筆者は自分の質問が見当違いだったかも知れないことに気づく。
6□性の介助者と障害者の間で恋愛感情が起きたら困らないか?とう筆者の疑問に対し、オランダのある活動家は、愛と性欲を区別する必要はない。恋愛感情は病気ではないと答えた。筆者は自分の質問が見当違いだったかも知れないことに気づく。
7□性の介助者と障害者の間で恋愛感情が起きたら困らないか?とう筆者の疑問に対し、オランダのある活動家は、女性障害者にその心配は全くないが、男性障害者にはその心配があるとの答えだった。筆者は男性のデリケートな心理が理解できた。
8□性の介助者と障害者の間で恋愛感情が起きたら困らないか?とう筆者の疑問に対し、オランダのある活動家は、ボランティアと障害者の間で恋愛感情が発生することこそ対等な立場にある証拠で、オランダでは差別撤廃の象徴として賞賛されているという。筆者は上下関係でないボランティア精神が必要だと気づいた。
9□性の介助者と障害者の間で恋愛感情が起きたら困らないか?とう筆者の疑問に対し、オランダのある活動家は、ボランティアと障害者の間で恋愛感情が発生することこそ対等な立場にある証拠で、オランダでは差別撤廃の象徴として賞賛されているという。筆者は公私混同はよくないと思い反感を覚えた。
10□性の介助者と障害者の間で恋愛感情が起きたら困らないか?とう筆者の疑問に対し、オランダのある活動家は、男性障害者にその心配は全くないが、女性障害者にはその心配があるとの答えだった。筆者は女性のデリケートな心理が理解できた。
□【問H】
1□男性が障害を持つ女性にセックスボランティアするのは難しい。ボランティア歴を持つ佐藤氏は300冊の性の本を勉強し、真紀さんにセックスボランティアを実践したが、「たまってただけじゃないの!」と彼女に怒られてからはボランティアを止め、彼女の数人いるセックスフレンドのひとりとしてプレーに徹している。
2□男性が障害を持つ女性にセックスボランティアするのは難しい。ボランティア歴を持つ佐藤氏は2度離婚し、相手にボランティアの理解を得たはずの3度目の結婚も直前で断られた。4人の女性障害者も彼のボランティアは希望しなかった。オランダでも女性障害者がセックスボランティアを利用することは少ない。
3□男性が障害を持つ女性にセックスボランティアするのは難しい。佐藤氏は離婚歴のある真紀さんを愛していたので、彼女の障害が重く5年くらいの寿命ということが分かってから、彼女の希望もあり、セックスボランティアとして彼女と交際を続けることになった。
4□男性が障害を持つ女性にセックスボランティアするのは難しい。セックスボランティアの佐藤氏は障害者の真紀さんにサービスを提供してきたが、佐藤氏の職場の人たちは彼を白い目で見たり、遊び人とうわさしたり、相手の女性と不倫関係にあるとうわさされたため、結局佐藤氏は退職させられた。
5□男性が障害を持つ女性にセックスボランティアするのは難しい。ボランティア歴を持つ佐藤氏は離婚歴のある真紀さんの再婚相手になることを前提に無料ボランティアを行ったが、真紀さんの子供に反対され、結婚をあきらめた。
6□男性が障害を持つ女性にセックスボランティアするのは難しい。セックスボランティアの佐藤氏は障害者の真紀さんにサービスを提供してきたが、ほかの女性にもボランティアサービスをしようとすると真紀さんの邪魔が入ってできないのが現状だという。
7□男性が障害を持つ女性にセックスボランティアするのは難しい。セックスボランティアの佐藤氏は障害者の真紀さんにサービスを提供してきたが、佐藤氏が結婚することになると彼の結婚相手がボランティアをやめるよう強く迫ったので破談になってしまった。
8□男性が障害を持つ女性にセックスボランティアするのは難しい。セックスボランティアの佐藤氏は障害者の真紀さんにサービスを提供してきたが、真紀さんは出産と離婚経験があり、今でも多くの男性と性的交渉を持っている。真紀さんにとっては佐藤氏はセックスフレンドや飲み仲間のひとりにすぎないという。
9□男性が障害を持つ女性にセックスボランティアするのは難しい。セックスボランティアの佐藤氏は障害者の真紀さんにサービスを提供してきたが、複数の障害者女性と性交渉を持つことは不謹慎だし、相手を傷つけるから早くやめなさいと両親から注意された直後、性感染症にかかったのを機に休んでいる。
10□男性が障害を持つ女性にセックスボランティアするのは難しい。セックスボランティアの佐藤氏は障害者の真紀さんにサービスを提供してきたが、真紀さんは中年になっても結婚できないダメ男と悲観している佐藤氏を勇気づけるためにセックスをしてあげているのだから彼女こそ真のボランティアだという。
□【問I】
1□セックスボランティア利用歴を持つ真紀さんは、障害を持つ女性に対し、ホストクラブの出張サービスなどを利用することを勧めている。ボランティア男性は頭でっかちで魅力のないタイプが多いのに対し、クラブの王子様はどんな女性もあこがれる少女雑誌のヒーローに似ているからだ。
2□セックスボランティア利用歴を持つ真紀さんは、障害を持つ女性に対し、ホストクラブの出張サービスなどを利用することを勧めている。女性はデリケートなので「セックスボランティア」ということばだけで傷つくので、「王子様」とのデートを紹介しているのだという。
3□セックスボランティア利用歴を持つ真紀さんは、障害を持つ女性に対し、ホストクラブの出張サービスなどを利用することを勧めている。ボランティア男性は奉仕と快楽の一石二鳥で「やってあげている」みたいな偽善的タイプが多く、女性が望む魅力的な雰囲気作りなどの乙女心を全く無視しているからだという。
4□セックスボランティア利用歴を持つ真紀さんは、障害を持つ女性に対し、ホストクラブの出張サービスなどを利用すれば相手は美男子で親切だし、決してトラブルにならないから、セックスボランティアよりよいと勧めている。
5□セックスボランティア利用歴を持つ真紀さんは、障害を持つ女性に対し、セックスボランティアの利用を勧めている。だが、「セックスはするな!一歩手前までにしろ!」とアドバイスしている。彼氏ができたとき、うまくセックスするための予行演習という位置付けでボランティアを利用すべきだという。
6□セックスボランティア利用歴を持つ真紀さんは、障害を持つ女性に対し、セックスボランティアの利用を勧めている。障害者とセックスをしたことがない健常者とセックスするときに、障害者女性が相手をリードする技術を練習して身につけておく必要があるからだという。
7□セックスボランティア利用歴を持つ真紀さんは、障害を持つ女性に対し、同じ1回なら恋人と試して傷つけとアドバイスする。その一方でホストクラブの出張サービスなどを利用する女性障害者も増えてきているという。
8□セックスボランティア利用歴を持つ真紀さんは、障害を持つ女性に対し、セックスボランティアの利用を勧めている。ホストクラブの出張サービスなどを利用すると性感染症にかかる危険性もあり、女性にとってはセックスボランティアの方がそうした危険性が少ないからだという。
9□セックスボランティア利用歴を持つ真紀さんは、障害を持つ女性に対し、自分自身の結婚、出産、育児、そして離婚という豊富な体験から実践的性教育をしてあげている。障害を持つ女性だからこそ伝えられる真紀さんこそ広い意味のセックスボランティアだと主張している。
10□セックスボランティア利用歴を持つ真紀さんは、障害を持つ女性に対し、セックスが目的ならボランティア以外にいくらでも方法はあるので、恋人ができるまではセックスをしないほうがよいとアドバイスしている。障害者にとってのセックスの実技指導は頼まれれば真紀さんが教えてあげている。
□【問J】
1□食事や排泄の介助同様に、障害者のセックスに関する介助は必要だという意見がある。オランダでは施設内の職員による障害者の自慰介助が法律で禁じられている。見るに見かねて手伝ったことがあるという善意の介助者もいるが、自慰介助は障害者への虐待防止という観点から禁止されたのである。
2□食事や排泄の介助同様に、障害者のセックスに関する介助は必要だという意見がある。オランダでは役所が障害者にセックスボランティアや売春婦の利用料を補助する条件の一つに障害者自身が自慰不可能であることを規定しており、身体障害者の多くが実質的な自慰介助の補助金をもらっている。
3□食事や排泄の介助同様に、障害者のセックスに関する介助は必要だという意見がある。オランダでは役所が障害者にセックスボランティアや売春婦の利用料を補助する条件の一つに障害者自身が自慰不可能であることを規定しており、障害者のリラクゼーションを目的として週に1回〜2回の自慰介助を奨励している。
4□食事や排泄の介助同様に、障害者のセックスに関する介助は必要だという意見がある。オランダでは役所が障害者にセックスボランティアや売春婦の利用料を補助する条件の一つに障害者自身が自慰不可能であることを規定しており、ボランティア希望者は市役所の自慰介助講習を修了しなくてはならない。
5□オランダでは障害者の自慰介助は食事や排泄の介助と同じ人権だと考えられ、長い間実施されてきたが、一時、一部職員による性的虐待につながっているとマスコミで騒がれたため法律で禁止されてしまった。そこで、セックスボランティアが施設に出張訪問して自慰介助を行っている。
6□食事や排泄の介助同様に、障害者のセックスに関する介助は必要だという意見がある。オランダでは役所が障害者にセックスボランティアや売春婦の利用料を補助する条件の一つに障害者自身が自慰不可能であることを規定しており、セックスは行えない規定になっている。
7□オランダでは障害者の身体介護をするヘルパー資格試験項目の中に、男女障害者の自慰介助技術というものが含まれているので、オランダの障害者はセックスボランティアとヘルパーを使い分けている人が多い。
8□オランダでは障害者の自慰介助は食事や排泄の介助と同じ人権だと考えられているが、施設内では禁止されているため、施設内の障害者は毎週帰宅をし、自宅でセックスボランティアによる自慰介助サービスを受けることになっている。
9□オランダでは障害者の身体介護は単なる医療行為では不十分だという基本認識があるため、上級ヘルパーや訪問看護師はセックスボランティアの資格も合わせて持っている人が多い。
10□オランダでは女性障害者が男性職員に自慰介助してもらうのは人権侵害だと裁判に訴え、判決で女性障害者には彼女が選ぶ女性のセックスボランティアに自慰介助をしてもらう権利があることが認められた。費用は全て施設が負担する義務になっている。
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